三毛犬ジョニーへの伝言

旧「自堕落な蟻」 ブログ名変えました。ジョニーは昔飼っていた可愛いビーグルの名前です。

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メロディ2月号 「秘密season0 冬蝉」

また新しい年が明けました。
最近時間に加速がかかっているようにすら思えます。時の経つのが早すぎます。。

今月の「秘密」の感想の前に・・、先週実家の元私の部屋を掃除した際、机の奥深くから古い便箋を見つけました。
いかにも子供が使いそうなファンシーなものだったので、娘の落書き帳にでもなるかと中を見てみました。すると・・・!

なんと30年前私が出そうとしていた、清水先生宛てファンレターでした!

もう、一人誰もいない部屋で恥ずかしさにのたうち回りましたよ。
清水先生に対して妙に馴れ馴れしいし何が言いたいのか分からないし字は下手くそだし。

せめてもの救いは、未投函だったことか。

でも私、あの頃何通か清水先生にファンレター出してました。
一度は清水先生からお葉書を頂いて、ものすごく嬉しかったのを覚えています。

しかし、あんな稚拙な内容のお手紙を送りつけていたのか。。清水先生ごめんなさい。
もう顔から火が出そう。゚(゚´Д`゚)゚。
30年前の書きかけ手紙は娘にでも見られたらこの先ずっとからかいのネタにされそうなので、誰にも見られないように厳重に破いて袋に入れて捨てました。

そんな出来事があったので、私は薪さんの方を支持します(゚∀゚)
死者の脳を見るのは、犯罪の解決のためやむを得ない場合だけにしてほしい。

(アンタの脳に後世に伝えるような知識なぞ何もないだろうというツッコミはさておき)人には誰にも見られたくない過去があるのです。
哀しいことつらいことだけでなく、今思い出してももんどりうって暴れたくなるほど恥ずかしい出来事の数々が、数々数々数々が、人には(私には)あるのです。
それをたとえ死んだ後でも衆目に晒されたら、少なくとも私は成仏できません

さて、今月の「秘密」。
とてもシリアスな展開でした。
住田冴子先生がとても哀しい。
彼女の行動、決断は正しくはないけれど。
短い人生で、望んだとおりにうまくいかなかったこと、やりつくせなかったことの無念。
そして、伝えきれなかったことへの無念もあったはずです。
彼女を愛し、無条件に肯定してくれた夫へ。

「私の脳を見ないと約束して」は、とんがっていた冴子先生の、夫への愛の告白なのだと私は思いました。

「冬蝉」はこれで最終回ではないようですね。
次回の展開が楽しみです。

しょげてる薪さんをだれか救ってあげてください。
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メロディ12月号

薪さんによって逮捕された住田教授夫妻。
だが住田冴子はマスコミを前に、堂々と申し開きをする。
「臓器移植や献体は自分の体を人の役にたてたいという、たくさんの人々の思いや犠牲から生まれ発展した素晴らしい制度で、今私たちが高い医療技術と薬を享受できているのはその制度のおかげです。
では何故、脳だけが使われないのか。何故未だに脳だけ使ってはいけないのか。
脳もまた後世のために「役」にたてるべき。今回はしかも「故人」が自らそう望んだのです」

住田冴子の演説は世論を動かし、これが影響したのか、隅田夫妻は起訴猶予処分となる。

薪さんは激高する。

「MRIは犯罪加害者被害者の死因究明犯罪解決のためだけに使われるもので、決して逆の使い道 個人の情報を『得るため』『見せるため』にその命が奪われることになってはならない たとえそれが故人の遺言であったとしても
たとえそれが世界唯一の探査機『すいせい2』の開発に必要であったとしても  その一線は越えてはならない 
『個人』」の『領域』を侵す『権利』はない  誰にも どんな理由があっても!

あなたがやったことはこぶしに『探求心』という外ヅラを被せただけの『暴力(レイプ』だ」

薪さんは、激しい言葉で検事と住田夫妻を罵り、侮辱罪で拘留されてしまう。

・・・今回はどちらの言い分も分かります。
探求心の塊のような住田夫妻、特に満身創痍の冴子。
彼女は薪さんの危惧したような罪を犯しているのでしょうか。。

でも確かに、脳を覗かれれば研究の足しになるような知識だけではなく、秘密にしておきたかったあれこれも衆目に晒されてしまうわけで、それはそれで恐ろしいことです。
私になぞ何の知識もないけれど、それでも頭を覗かれたらと想像したらもう恥ずかしくて恥ずかしくて、もう一度死にたくなってしまう。
プライベートを見られずに済む方法は・・・ないでしょうね。

若いころの冴子さん、雪子さんみたいでかっこいい。

メロディ10月号

「秘密」連載再開。新章「冬蝉」が始まりました。
宇宙開発研究に長年かかわってきた「偉人」たちの脳が盗まれるという事件が勃発。

そして元JAXAの開発主任、牧野博士の死。
彼の遺体はいつの間にか何者かにすり替えられ、盗まれてしまう。

遺体を盗んだのは、薪さんの恩師、住田教授とその妻。
住田教授は言う。
これは牧野先生の「遺言」なのだと。

(以下引用)
もし私が一週間で死ぬ蝉だったなら ほかの生き物が80年も100年も生きることなど知りたくもない
生まれてこのかた この大学構内の土と木しか知らないまま 今死んでいくのに
世界はこの狭い大学構内が総てだと思っていたのに
その外に広がる 山の高さ 海の深さ 地球の広さ美しさなど知りたくもない
神がもしたわむれに 蝉に真実をしらせたなら
何故 そんな残酷なことをなさるのか
なぜ 何故神は人間に身に余る英知をさずけたのだろう

何故我々は いけもしない何億光年も彼方の宇宙にこんなに憧れるのか
「蝉」なのに
(引用終わり)

人間の一生は短く、いかに優れた英知を持つ人間であっても、できることは限られています。
住田教授は蝉の儚い一生を、広い宇宙に憧れながら、決してそこにたどり着くことのできない自分に例えたのです。

果たして牧野博士他、「偉人」たちの脳を結集すれば、博士たちの望んでいたもの、宇宙の真理は手に入るのか。
それ以前に、住田教授は罪に問われ、薪さんに逮捕されてしまうのか。

つまらない雑事に日々追われている私のような凡人は、宇宙の広さ、広大さを思うと、私の悩みなど取るに足らない、自分など小さな存在だと、むしろ大きな存在に包まれるような安心感を抱くのですが、知識欲旺盛な博士たちは違うのですね。

物事を知りたい、捉えたいという野心。
学者肌の人間なら、住田教授の気持ちが分かるのではないでしょうか。

薪さんは、どう決断する・・・?

次号が楽しみです。











メロディ6月号

「秘密」増殖act6
今月号で「増殖」は結末を迎えました。
・・・・
私の中でこの「増殖」はチャッピーを抜いて、シリーズ中最も後味の悪い作品となりました。
フィクションだというのに、何故これほど心をかき乱されてしまうのか。

現実に、ありうる話だからです。

児玉やストーンヘンジはフィクションでも、閉じられた世界での「カースト制」はありそうです。
閉鎖的な空間でのランク付け。見下せる相手を見つけて安心する心理。
誰かを踏みつけることでやっと自尊心を保とうとする、心の貧しさ。

ストーンヘンジほど極端な形ではないというだけで、多かれ少なかれこういう「差別したい」という意識は、今でもあるのではないでしょうか。

子供が無垢だというのは、大人の幻想にすぎません。
いえ、無垢だからこそ罪の意識もなく、とことん残酷になれるのかもしれません。
そしてそれはある意味大人の縮図なのです。

先月号での「増殖」の自分の感想が、いかにもいい子ぶっていて底の浅いものに思えてきます。

そして、こういう「この人よりは自分はまだまし」というさもしい差別意識って、もしかしたら私の中にもあるかもしれないと我が身のこれまでの行動を振り返ってしまいました。

しかし、清水先生、こんな綺麗な絵で滅茶苦茶えげつない話を描くなあ。。。


メロディ4月号

「秘密season0 増殖 act4」
今回は読んでいて辛い。子供が惨い目に遭う話は本当に辛いです。
特にこういう閉じられた世界で、しかも集団生活で、本来守ってくれるはずの大人の庇護を得られないなんて、地獄です。
かってのオウム真理教を思い出しましたが、こういうカルト村、本当にありそうで怖い。
子供たちが明るく屈託がないところがまた辛い。
どうか児玉に天誅を。

深刻な展開なのに、時々入る息抜きコメディシーンがとても好き。

波多野 「つまりこれって大奥ですよ。 殿の寵愛をだれがあるいはどの子が一番に受けるのか!ってやつ」
薪さん 「?え?」
波多野 「だから!みんなが言ってる薪室長の一番のお気に入りの部下は岡部室長か?イヤイヤ青木室長だろ!ってのと同じです」
薪さん 「・・・・?・・・・?・・・・?」
波多野 「私は岡部室長に一票!」

波多野。恐ろしい子・・・・!

「大奥」はやっと家定が幸せになれて良かった。。けどこの後おそらく家定は亡くなるんだろうな。
束の間の幸せに過ぎないのが見えているので、切ない。

樹なつみの「一の食卓」が今月すごく面白かった。
「おまえが仕事をするうえで 女である事を悩む それに近い苦しみを味わっていた
それは身分の差 あらがえばあらがうほど泥沼に沈む深い苦しみだ
武士階級とはなばかりの下級武士 町人 百姓
身分を越え歴とした武士になりたいと 必死で のたうちまわって 喰らいついていた
奴らはやりとげたと思う 武士以上の武士となって死んでいったからな」

斎藤一のこの言葉、とても心に響きました。
差別というものは性差ばかりではありません。

「花花」は、憲人頑張れ、と心から思いました。
いい人と良すぎる人、嫌われる境目はどこに。
渚ちゃんママを説得できるか?




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