三毛犬ジョニーへの伝言

旧「自堕落な蟻」 ブログ名変えました。ジョニーは昔飼っていた可愛いビーグルの名前です。

「ピアノ・レッスン」

先週の土曜日、幼なじみの親友と、久々に日比谷で映画を観ました。

映画ファン向けの佳作ばかりを上映しているミニシアター「シャンテ・シネ」で、このところ昔の名画をリバイバル上映してくれているんです。

この日上映していたのは「ベルリン天使の歌」(私はこの映画難解すぎて苦手です。。)と、「ピアノレッスン」。

もちろん私の観たのは「ピアノレッスン」です。

始めてこの映画を観たのは、もう13年も前ですが、セピア色の美しい風景と映像、美しい音楽、洗練された台詞、全てに肌のあわ立つような感動を覚え、涙が溢れたのを覚えています。

今まで観た映画の中で、「ピアノレッスン」は間違いなくベスト3に入ります。


でも、この映画、映画館で観てこそ良さが分かるタイプの映画なんですよね。。

ビデオが発売になってから、早速借りてまた観てみると・・・あんまり面白くない。

映画館で見たときのような、ぞくぞく、じわ~んとした感動がない。

映画館で2度観ていたし、内容が予め頭に入ってしまっているからかなあとも思いましたが、
・・原因は音楽、音響だったんだろうと思います。

映画には、言葉を話せない(話さない)主人公エイダが、言葉を操る代わりのように、ピアノを弾くことで自分の感情を吐き出します。

主演女優のホリー・ハンターが実際に自分で弾いているというピアノが、素人臭さもあるけれど、その分心に響くのです。

(サントラのは、作曲者のマイケル・ナイマンが弾いているので、ちょっと違うんですよね。。)


あの「ピアノレッスン」が、また大画面で観られる!

ありがとう。シャンテ・シネ。


あの感動再び!

・・・・

ところが


映画開始1時間ほどしたころ、私の腹周辺から異音が!


ぐ~ぎゅるるるるるるる♪ぐるるるるるる♪


私はその日張り切って早めに朝ごはんをがっちり食べてきました。

その「早めに」がいけなかったのか、

お腹が空いた!!

空いただけなら我慢も出来ますが、あまりにも盛大にお腹がなりすぎる!

これはいかん。

映画鑑賞中の皆さんの迷惑だわ、と、バックに入れておいたペットボトルの水を飲んで、腹の虫を抑えようとしました。



ですが、

今度は猛烈な尿意が~~~!

ここが一番隅っこの席だったらこっそり中座するのですが、あいにく真ん中の席。

そしてここは、映画ファンの集うミニシアター。日比谷シャンテ。

エンドロールが完全に終わるまで、全員席を立たないような映画館です。


「あ、ちょっと失礼。よっこいしょっと。ごめんなさいよ。ちょっとおしっこへ。。」

などと、太った女が横に移動しようものなら、きっと大顰蹙です。


悶々したすえ、終わるまで我慢することにしましたが、

映画の中でお茶のシーンが映ろうものなら、

「あああ~~~、そんなに茶ばっかり飲んだら利尿作用が~」

森の中で老婦人が、召使に布を持たせて周囲を囲わせ、用を足すシーンでは、

「あああ~、羨ましい~。私もあれしてみたい~。誰か私の周囲を布で囲んでくれ~」

と、映画の本筋と全然関係ないところに注目してしまい、あげくに

「これで娘が○○して、夫が怒って××して、ああなっちゃうのよね。分かっているから早く話を進めてくれ~!」

などと心の中で叫んでおりました(汗)。

エンドロールが出るや否や、映画マニアの掟を破って、トイレにダッシュ。。。


あ~あ、せっかくのリバイバル上映が。。。

自分がマヌケなので誰を責めようもありませぬ(殴)。

ちなみに隣に座っていた親友Fは、映画が始まる前、少し体調が良くないのか、頭痛薬を飲んでいました。

すると、上映中「腹の虫ぐるぐる」の私の隣で、

「ふうう~。んふう~~~」

という苦しげな荒い息遣いが・・・!

もしかしてFちゃん、頭痛が辛いのかなあ、と心配してました。

後で聞いたら、

あれは隣のオバサンの鼻息!だったんだそうで(爆)。

どうもイスの座り心地が悪かったらしく、しきりにふ~は~やっていたのだそうです。

興奮していたのではなかったのね(殴)。

(この映画、かなり官能的なのです。子供と一緒にはとても観られない。。)


映画館に入るときは空腹を避けて(出来れば軽くつまめるものを持って)、水分を控えめに。

次からは心がけますから。

またリバイバル上映してください(泣)。
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不眠症かも。。

このところ、眠れないんです。

不眠症にもいろいろタイプがあるようですが、私の場合は「入眠障害」のようです。

とにかく寝つきが悪い。

子供を寝かしつけるために、9時には部屋を暗くして、布団に入りますが、つまらないことを悶々と考えて、目が冴えてしまいます。


今日も眠れないので、こそこそ枕元でノートパソコンを開いたりしていて、・・・こんな時間になってしまいました。


「ドリエル」という薬をドラッグストアで買って一度飲んでみましたが、多少眠気があるような気もしたけれど、やはり3時ぐらいまで悶々してました(苦笑)。



明日も早いし、日中は子供の世話が大変。

だるくてだるくてかなわないのに。。

寝酒を飲んでも、もともとお酒の強い私はかえって目が冴えてしまいます。

酒量が増えていくと、アル中赤信号ですしね(汗)。


明日も辛いだろうな。

困ったな。


心療内科は敷居が高いなあ。。

月バトン

清水玲子ファンの仲間、夜子さまから[The moon バトン]なるものを頂きました。



夜子様のブログ
http://yokov.exblog.jp/



バトンを受け取るのは2度目です。
うまく答えられるかどうか分かりませんが・・。



 
◆あなたはお月さまが好きですか?



太陽よりは好きです。
より風情があり、情緒的なので。
  



◆月と聞けば、まず何を想像しますか?



女性・・ですね。
平塚らいてうに叱られるかな・・・(汗)。
でもらいてうの言うような「他によって輝く」というマイナスイメージを、私は月に対して持っていません。
静かで、あまり自己主張しないけれど、確かに全てを把握し支配している、というイメージです。
 



◆あなたの月のイメージを教えてください。



冷酷。高貴。超然。





◆あなたの好きな、MoonPhaseは?(満月・新月等)



満月。ですね。
都会に住んでいても、時にどきりとするほど、美しい姿を見せてくれます。
 
 
◆春夏秋冬、いつの月が好きですか?



やはり、冬の月が一番美しいでしょう。
 
 
◆月の物語といえば、何を思い出しますか?



夜子様と同じく、清水玲子先生ファンなので、「月の子」「輝夜姫」を連想します。
あと、月の物語というわけではないですが、映画「月はどっちに出ている」も思い出されます。
 
 
◆月のイメージの曲を教えてください。



ベートーベンの「月光」。
第一楽章を昔練習したことが・・(汗)。
一番好きなのは第三楽章です。 



あと、ドビュッシーの「月の光」。
こちらはとても優しい曲で、心が癒されます。



◆月でイメージする動物は?



狼!じゃ、何だかなあ(汗)。。



月には海。
海ならイルカかな。。



ううん。難しい(汗)。
 
 
◆今年のお月見は誰としますか?



・・・お月見、出来るかな(汗)。
するとしたら、長男とですね(笑)。
 
 
◆月の土地を持っていますか?又、これから購入する予定ですか?



やはり月は見るもの、眺めるもの。
誰かの土地になってしまっては、興ざめもいいところです。
どなたにも月を商売道具にして欲しくないです。 
 
◆バトンを渡す人は?
・・ごめんなさい!!
思い当たりません。
このバトンは、私でストップです(滝汗)。

何なんだ?「歴史ミステリー2」!

洗濯物を片付けつつ、ちょっとテレビをつけてみると、「関が原の戦いの裏に女あり」みたいなことを言っていました。

チャンネルを確認すると、12チャンネル。テレビ東京。

史上最悪の歴史番組(と私は思っている)「トホホ人物伝」を作成したテレビ局。

また「関が原は北政所と淀殿の女の戦いだった」とかいう、カビの生えた俗説を垂れ流すのかな・・、とうんざりしつつ、ついつい怖いもの見たさで目がテレビに向かってしまいました。

時間にして一時間ちょっと、3つ目の話まで観たところで夫にチャンネルを変えられたので、最後の「本能寺の話は観られなかったんですが(他の方の感想を見たら、本能寺が一番面白かったとのこと、残念!)。

感想。

スキャンダラスなトンデモ説をもっともらしく描いてみる、という番組のコンセプトのようなんですが、「ねねが関が原の戦いを引き起こした」って、そりゃないでしょ。

トンデモ説以前に、トンデモない間違いがありましたよ、結構。

まず、
●「茶々は秀頼を産むときに秀吉から淀城を与えられ、それから淀殿と呼ばれるようになった。」

・・・あの~、それ鶴松の間違いですから。

秀吉は築城マニアで、完成するとわりとすぐ廃城にしちゃいますからね。
秀頼が生まれる頃は、淀城はぼちぼち取り壊されようとしていたかと。
ちなみに現在淀駅前に石垣の残っている淀城跡は、江戸時代に建てられた別物です。

●「茶々は鶴松をねねに預けていたせいで、鶴松がねねに殺されてしまったと、思い込んだ。」

誰がそんなことを??
第一鶴松は淀城で死んだの。死ぬときは茶々の元で、病気で死んだんですよ。

そして、言うだろうと思った。
●「ねねは秀頼は秀吉の子ではないと思った」
その理由が「秀吉はそのころ朝鮮出兵のため九州にあって、10月ほど大阪を離れていた。
大坂城にいた茶々と子供を作れるはずがない」

あの~、淀殿は小田原の例に倣って、松の丸殿と名護屋に赴いているんですよ。
ただ彼女が帰阪した時期が、記録がなくて分からないだけ。
おそらく妊娠が分かって少し体調が安定した時期に、大阪に帰ったのでしょうが。

「秀吉も疑いを持っていた、と思われる書状がある。」というから、一体どんな手紙が?とドキドキしていると、出てきたのはあの有名な
「今度の子は二の丸(淀殿)だけの子でいいと思う」というもの。

どう拡大解釈しようが自由だけど、あれは秀次を後継者に決めた後の男児誕生だったので、
秀吉はいろいろ考えることが多かったからだと思いますよ。
正室のねねの気持ちも思いやってあげないといけないしね。

秀吉は度々「非行」や「醜行」のあった侍女を処刑しています。
もしこの時点で秀吉が淀殿に疑いを持っていたなら、彼女の周辺にいた侍女達が責任を追及されて殺されていただろうと思われ。。

●「秀吉の死後京都に住んだねねは、京都奉行の前田玄以と一心同体といっていいほど親しかった。」

ふ~ん。それは新説。

●「前田玄以と組み、朝廷とのパイプ役となったねねは、秀頼を関白にして家康を朝敵となさんとする石田三成の動きを封じた」

そして

●「ねねは関が原を家臣同士の争いではなく、日本全国を巻き込んだ戦いになることをのぞんだ」


・・。

何をどう解釈したら、そこまで話が飛躍するんですか???

ねねさんが石田三成の娘を養女にしていたことは、スルー?
っというか、調べてない?

ねねさんが秀吉没後も秀頼と頻繁に連絡を取り合っていたことは?
「まんかかさま」宛の秀頼の手紙も、秀頼宛のねねさんの手紙も結構残っているはずですが。

ねねさんが、淀殿の寺(実父浅井長政の供養のために建てた)養源院で、淀殿の一周忌をひっそりと行ったことは?

「茶々め。これが乱世を生きるということ。所詮そなたは姫育ち」と
自刃する淀殿を横目に高笑いするねね。。。怖すぎです。

驕慢な美女淀殿(相変わらずの酷い貶められようで悲しくなる)。
でも、本当に怖ろしい悪女は北政所。
・・ということのようですが。。

いくらなんでも、ねねさんに失礼でしょう。これ。

こんな様子だと、義経がジンギスカンだとか、明智光秀が天海だったとか言いそうだな、と思いつつ2話目を観たら、本当に「光秀=天海」の話だったので、笑いました。

3話目は、無論本気にはしないけれど、ちょっと面白かった。
お江が実は春日局に砒素を盛られていたのでは・・、という仮説。

普通将軍の正室側室は土葬なのに、何故かお江はこの時代に珍しく火葬だったのだそうで・・。

しかしやっぱりこれを、「死体に衆目にさらされると困るような特徴・・、斑点があったに違いない。つまり毒殺!」
とまでに結論付けるのは、飛躍しすぎですよ~。

第一火葬だって、燃やす前に死体の顔ぐらい見るでしょう?

しかも参考として話を聞くのが、警視庁捜査一課の田宮榮一氏と、「死体は語る」の監察医上野氏。

こういう方に話を聞くのなら、今大騒ぎしている鈴香容疑者とか、大学生生き埋め事件のほうが適しているのでは・・。

お二方、何だか話しにくそうに見えましたよ。。


「ミステリー」として、スキャンダラスな仮説を立てる、という試みは面白いと思うんです。

でも、最低限のことは、調べましょうよ。

歴史上人物に対して、礼を欠いています。

他の二つはともあれ、関が原の話は酷すぎますよ。