三毛犬ジョニーへの伝言

旧「自堕落な蟻」 ブログ名変えました。ジョニーは昔飼っていた可愛いビーグルの名前です。

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似てない兄妹

小学一年生の長女が風邪を引きました。
熱はないのだけれど、咳がひどく、時に咳き込みすぎて吐いてしまったりします。
本人は元気だけれど、これでは周りの子供たちに迷惑なのではと思い、一日学校を休ませることにしました。

ところが長女、「学校に行きたい!休みたくない。」と大騒ぎ。

「そんなに咳をしていたら、皆に迷惑だよ。テレビやDVDを観てもいいし、いくらでも自分の好きなことをしていいから、一日お休みして元気になろ。明日はいけるから」

と、説得したら、しぶしぶ納得しました。

・・いえ、したように見えたのです

ちょっとお手洗いに行って、部屋に戻ってみると、長女の姿がありません。

もしかしてとおもって、長女の学習机を見ると、ランドセルも体操着袋もありません。

・・・やられた~!!

大慌てで私は「先ほど欠席の連絡をしましたが、私が目を話した隙に学校へ行ってしまったようです。すみません!」と小学校に電話連絡しました。

しばらくして学校から折り返し電話があり、「(娘が)無事来ました。様子を見てもし具合が悪そうだったら連絡しますので」と。

さて、どうなることやら、元気ならそれでいいんだけれど・・、と家で気を揉んでいると、やっぱりお昼ごろ、保健室から「頑張って授業を受けていたんですけれど、やっぱり具合が悪いようで今ベッドで休ませでいますので、迎えに来ていただけますか」と電話がありました。

ほれ、みなさい。

迎えに行ってみると、娘は保健室のベッドに寝かされていました。

私の顔を見ると、多少決まり悪そうにしましたが、保健室の先生に優しくされてご機嫌でした。

担任の先生いわく、学校の玄関に着いたとき、周りに子供が全くいないことに不安を覚えたらしく、泣いていたそうです。
先生の顔を見ると「学校に行きたかったの。会いたかったの」と抱きついてきたそうで・・。

「学校に行きたいという気持ちは、とても偉いですよ。」とご迷惑をかけたにもかかわらず、逆に先生は娘を褒めて下さいました。

そうか。

私が子供の頃は、学校を休んでいいなんて、天にも昇る心地だったけど、娘よ。お前は私とは違うんだね。。

そしていまや中学生のおポンチ小僧。

彼は小学一年のとき、蟻よりも遅く歩いて学校に大遅刻し、校門が閉まっているのに気がつくと(最近の学校は防犯上登校時間が終わると施錠します)、そのまま家に帰ろうとし、用務員の先生に発見され連れ戻されました。

先生の顔を見ると、「あら。今日はしょうがっこうお休みかと思ったのよ♪」とオネエ言葉で言い訳したという、小学校伝説の男です

同じ両親から生まれたのに、お兄ちゃんとずいぶん違うんだな。

私が産んだのに、私とずいぶん違うんだな。

不思議だな。この個性。

その人に後れを取ることを嫌う性分が、娘に吉と出ればいいのだけれど。







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ドルフ、スタローンと大相撲観戦

いよいよ来月公開となった映画「エクスペンダブルズ」。
これだけは何があっても、絶対に、観に行こうと思っています。

今年はドルフの劇場公開作品が2つもあって嬉しい。

今日は何とスタローンと一緒に両国国技館に現れたそうですね。



この二人が入場したとき会場がどよめき、観客は無論勝った力士も2人のほうを気にしていたとか。
無理もないです



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100925-00000066-jijp-spo.view-000

ああ、リアルタイムで観たかったな。。

凹む

このところ土日もこの前の連休も、夫は自分の仕事(会社ではなく、サイドビジネスというか趣味のほう)で、一人出かけてばかりでした。
置いてけぼりをくらった私は、子供3人抱えてどこに行くでもなし、ストレスを募らせていました。

ああ、一人の時間が欲しい。
映画が観たいよ。

ぶつぶつと夫に不平を漏らしていたら、
「23日の祭日は子供見ていてあげるから、映画に行ってきていいよ」
と、ありがたいお言葉を頂きました。

わあい。何観よ。
と、あちこちの映画のレビューを検索したりして、今日までを楽しく過ごしていました。

しかし。。。

今日(もう昨日か)の夜になって、

夫「やっぱり駄目。明日出かける用事が出来た」

義父母からお彼岸の親戚参りをするように言われたのだそうで・・。

・・・・

そうか。

お彼岸だもんね。

嫁の私は子供が幼いことを理由に何にもお手伝いしていないし、親戚付き合いもちょっと遠慮している状態です。


文句を言える立場じゃないね。

しょうがないのね。

お彼岸だもんね。

でも・・・、

がっかり。

がっかりしたのよう。

遊園地に行く予定を、直前で親にキャンセルされた子供って、こんな気持ちかなあ。


しょうがないのね。

もう子供じゃない。

独身でもない。

結婚や子育ては、自分の自由な時間を諦めることなのね。


しょぼん。

映画、行きたかったな。

がっかりしすぎて、眠れない。。

コクゾウムシちゃん大繁殖

酷暑真っ盛りの頃、例の虫(怖くて書けない)は、コンバットのおかげでまったく出てこないものの、台所の周りで、体長2ミリほどの、小さな小さな黒い虫を良く見かけました。

小さな虫なので、それほどの生理的嫌悪感もなく、見かけたらティッシュで捕らえるぐらいで、私は特に何の対策もせず放っていたのです。


だって、アレとは違うもん。カサカサツヤツヤしたあれとは。


ところが!

ある日、暑いけどたまには揚げ物でもしようかと、小麦粉とパン粉のしまってある棚を開けると・・・。

・・・・・・・!!!


いるいる。

小麦粉とパン粉の袋に、小さな黒い虫がたくさん蠢いているではないですか!


もしかして、これは・・

噂に聞く、コクゾウムシか??

調べてみると、コクゾウムシは暖かい季節になると大繁殖するそうですね。

まして今年は、記録的な猛暑!

そして私は、揚げ物などは滅多にしない、ぐうたら主婦。

頻繁に小麦粉を使う料理上手な主婦や、こまめにキッチンの引き出しのチェックをする綺麗好きな主婦であれば、コクゾウムシさんの付け入る隙はなかったのでしょうが。。。

アシナガ蜂といい、どうも虫に好かれる私です。
(そういう問題か???)


コクゾウムシといえば、まず米にわく虫とされていますが、何故か米びつにはいませんでした。

うちは米の減りが早くて、コクゾウムシさんのわく暇もなかったということかな・・


小麦粉とパン粉は、即効で棄てました。

穀物の神様。

ごめんなさい。もうしません。

これからはこまめにキッチンの点検及び掃除をします。

多分。

おそらく。

当分は。

「芋虫」 江戸川乱歩

あらすじ (※ご注意 物語の結末を書いています)


時子の夫は、奇跡的に命が助かった元軍人。両手両足を失い、聞くことも話すこともできず、風呂敷包みから傷痕だらけの顔だけ出したようないでたちだ。
外では献身的な妻を演じながら、時子は夫を“無力な生きもの”として扱い、弄んでいた。
ある夜、夫を見ているうちに、時子は鬱屈した感情を爆発させ、夫が僅かに持ちうる外部との接続器官である眼を潰してしまう。悶え苦しむ夫を見て彼女は自分の過ちを悔い、夫の身体に「ユルシテ」と指で書いて謝罪する。
間もなく、須永中尉は失踪する。時子は大家である鷲尾少将と共に夫を捜し、「ユルス」との走り書きを発見する。その後、庭を捜索していた彼女たちは、庭に口を開けていた古井戸に何かが落ちた音を聞いたのだった…。


映画「キャタピラー」はこの小説に着想を得て作られたといいます。
映画は観ていませんが、小説に似通っているのは主人公2人の設定のみで、時代もまるで違う反戦映画になっているようですね。
(映画は第二次世界大戦中となっていますが、この小説が発表されたのは昭和4年です)


小説では時子の夫がどのような兵士であったかは、語られていません。
ただ、酷い重傷を負ったにもかかわらず、生きていたということのみで。

「良き妻であれ」との、周囲の人間から受ける無責任なプレッシャーに押しつぶされそうな時子は、人の訪れることのない家の2階の六畳間で、生ける肉独楽となった夫(食欲と性欲だけの存在)の介護に明け暮れ、次第に自分の内なる残虐さ、嗜虐性に目覚めていきます。

所々に・・・・・・、と文章が伏せてある箇所があり、大変に気になります。
・・・・・・、の部分はあまりに過激な文章だから伏せられたのでしょうか。


しかしこれは、ただエログロなだけではなく、歪んだ愛情を描いた小説だと私は思いました。

特に心に残るのは、終盤のこの文章です。


(引用はじめ)

時子はさっきまで不具者の寝ていた枕下の柱を見つめていった。
「ユルス」
時子はそれを「許す」と読み得た時、ハッと凡ての事情がわかってしまった様に思った。
(中略)
あれは彼女が先に不具者の胸に「ユルシテ」と書いた言葉の返事に相違ない。
彼は「私は死ぬ。けれど、お前の行為に立腹してではないのだよ。安心おし。」と云っているのだ。
この寛大さが一層彼女の胸を痛くした。

(引用終わり)


手足のない夫はおそらく口で筆を咥えて、彼に対して酷い仕打ちをしてきた妻に対して「ユルス」というメッセージを残し、死を選択します。

妻に対して、彼を空虚な名のみの英雄にした無責任な世界に対して、言いたい事は山ほどあったでしょう。

表に決して出すことの出来ない感情をおさえ、ただ一言「ユルス」と。


キワモノと思うなかれ。

これは名作だと私は思います。

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(2008/07/25)
江戸川 乱歩

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8月読了本

8月中に読んだ本です。
特に面白かったものには

「クリムゾンの迷宮」 貴志祐介

「ねむりねずみ」 近藤史恵
「二人道成寺」 近藤史恵

「贋作師」篠田節子
「ホーラ~死都」篠田節子

「逝年」石田衣良

「ブラフマンの埋葬」小川洋子

「芋虫」江戸川乱歩

近藤史恵の歌舞伎物が好きです。
今まで興味のなかった歌舞伎を観てみたくなりました。
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