三毛犬ジョニーへの伝言

旧「自堕落な蟻」 ブログ名変えました。ジョニーは昔飼っていた可愛いビーグルの名前です。

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小さな冒険

先日の日曜のこと。

夫は休日出勤。私はちび娘二人の世話に追われておりました。

一人大人しく「東京バス案内」という運転シュミュレーションゲームをやっていた息子が、突然くるりと振り向くと、

「ちょっと大塚車庫に行って来る」

と、言い残し、あっという間に家を飛び出しました。

大塚車庫?って何?

残された私はボーゼンとするばかり・・。

ま、すぐ帰ってくるだろう、お小遣いだって千円ぐらいしか持ってないはずだし、とタカをくくっていたのですが、一時間、一時間半、二時間経っても息子は帰ってきません。

・・つい最近秋田で小学生の男の子が痛ましい事件にあったばかりです。

段々不安になってきました。。


うちのおポンチ小僧なんて、さらおうと思えばちょちょいのちょい。

たとえ人相の悪い人でも、「あっちに山手線が見えるよ」とでも言われれば、ホイホイついて行きそうです。。

義母も「大塚車庫ってどこ?探しに行こうか?」と心配し始めました。


二時間半が経過した頃、頬を高潮させて、息子は帰ってきました。

「都バスの運転士さんと、友達になったの!」


・・??

私「息子。何ゆえお前はそんなところへ行ったのか、どういう経路で行ったのか、お金は持っていたのか、どうして運転士さんのお世話になったのか、順序だてて説明せよ。」


・・彼の言い訳を要約すると、

大塚車庫へは、都バスの携帯ストラップを買いに行ったこと(車庫ではこういった都バスグッズをいろいろ販売しているらしいです)。

車庫に行くのには、バスを2回と都電を乗り継がなくてはならず、途中乗継が分からなくなって、駐在所にいるお巡りさんに尋ねたこと。

車庫について、ストラップを買おうとしたけど、売り切れだったこと。

他の都バスグッズを買おうとしたけど結構高くて、帰りの運賃を考えると、千円弱のお小遣いではお金が足りなかったこと。

同情してくれたらしい(おそらく息子は涙目になってたのだろう)車庫の運転士さんが、都バスステッカー(みんくる、というかわいいキャラの)を数枚くれたこと。

帰り道、車庫を出るバスに一番乗りして、運転士さんにいろいろお話してもらったこと。


「バスの運転士さんもだけどね。都電の運転士さんもすごく僕に優しくしてくれたよ!」

千円足らずのお小遣いを運賃で使い切り、しかも目当てのものは買えなかったというのに、息子はえらくご機嫌です。

でもね、息子。

多分、運転士さんたちも、「何でこんな子供が一人で?」と思ったんだと思うよ。


私「心配してたんだよ。おばあちゃんも私も。
夕方になっても帰ってこなかったら、多分警察に電話してたよ。
最近怖い事件が多いんだから、もう一人で遠くに出かけたりしないで」

息子「お母さん。僕はもう4年生だよ!一人でバスも電車も乗れるよ。平気だよ。
小山(栃木の私の実家)だって、もう僕一人で行けるよ」


そういえば、私が子供のころは、一人で少し遠出したって、夕方までに帰れば、別に叱られたりしなかった。

子供に携帯ブザーを持たせ、少しでも行き先が分からなくなると、心配して心当たりに電話を掛け捲る・・。

今の子供を巡る状況は、異常だとは思います。

だって、子供を狙った、酷い事件が多すぎる。


息子。

君のいなかった2時間半の間に、お母さんは神田川に浮かぶ君を想像して、泣きそうになってたんだよ。


息子「僕はもう子供じゃないんだから。お母さん心配しすぎ!」



いいやっ!アンタは子供じゃ(笑)!


でも、きっと、君の言うことが正しいんだろうな。
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