三毛犬ジョニーへの伝言

旧「自堕落な蟻」 ブログ名変えました。ジョニーは昔飼っていた可愛いビーグルの名前です。

キレイゴトじゃない老人介護

「イブニング」に連載されている、くさか里樹さんの「ヘルプマン」が面白いです。

介護士の男の子が主人公ではあるものの、この子は理想に燃える熱血介護士で、、あまり魅力がありません。主人公自体はつまらないです。

でも主人公を狂言回しとして、語られる老人達、それを介護する家族達の、それぞれの物語がリアルで、胸に迫ります。

もともと親思いで、仕事を辞めて父親に面倒を見ようとしていたのに・・、身体の自由がきかなくなっても相変わらず「暴君」の父親に、疲労困憊し、「虐待」に走ってしまう人。

老いてもなお「性」の愉しみを追いかけようとする老人の話など、ここまで描くか?というほど、リアルです。。

あまりのリアルさに、あるいは嫌悪感を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

老人の性欲を描いたくだりでは、私も正直「気持ち悪い」と思ってしまいました。。


日本は、ほんの半世紀まえまでは、「人間50年」。

平均寿命は50歳前後だったそうです。若くして亡くなる方が多かったせいもあるでしょうが。

でも、以前大病を患ってから、私は思うようになりました。

人間は50歳程度で生涯を終えるのが、もともと自然だったのではないかと。

医療の進歩が、人を不自然なまでに長生きさせるようになってしまったのではないかと。


正直言えば、私は排泄の始末も自分で出来なくなってまで、生きていたくないです。

いっそ自分で命を絶ちたいと思いますけれど、実際にその立場にになってみれば、家族の面目もあり、そうもできないでしょう。
息子のお嫁さん(果たして来てくれるのか??)なんかが悪く言われたりしたら申し訳ないし・・・。

いかに尊厳と気品を保ちつつ、老いていくかが・・、難しい問題です。

それ以前に、私がおばあちゃんになるころ、年金もらえるのかなあ・・(汗)。





ヘルプマン! (1) ヘルプマン! (1)
くさか 里樹 (2004/05/21)
講談社

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