三毛犬ジョニーへの伝言

旧「自堕落な蟻」 ブログ名変えました。ジョニーは昔飼っていた可愛いビーグルの名前です。

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脳と不妊と子供の話①

私は一人目の子供を結婚早々に授かって以来、ずっと子供を授かりませんでした。
一人目は男の子だったので、周囲からの「跡継ぎ」催促は受けずにすんでいたのですが、それでも「二人目は?」と言われ続けていたし、自分も一人っ子よりは息子にも兄弟がいたほうがいいだろう、ぐらいの気持ちで、気軽に不妊治療を始めました。

検査の結果、私は「高プロラクチン血症」というものでした。
ストレスなどからホルモンのバランスがガタガタになり、プロラクチンという母乳を生成するホルモンが大量に分泌される、すると体がいつも出産直後のような状態になり、妊娠しにくくなる、というものです。

確かに当時の私はストレスを多く抱えていました。
でもそういった精神衛生上の問題なら、いずれ改善されるかもしれない、と病院に通い続けました。

でも・・、通院して何度検査を繰り返しても、ホルモン注射を受けても投薬治療を受けても、症状は改善されませんでした。

医師はさじを投げたのか?不妊治療を専門にしている有名な病院(たまにテレビでその医師を見ます)を紹介してくれました。

素直にその新しい医師のもとにしばらく通っておりましたが、その医師はある時、私にこう言いました。

「あなた、全然だめだね。ホルモン全然出てないよ」

先生としては別段悪気はなく、それが普段の彼の物言いなのでしょう。
関東の・・特に生粋の江戸っ子というのは、時々べらんめえ調というか、キツイ物言いをする方がたまにおられます。

でも、不妊の相談を、しかも男の先生にする、というのはかなり勇気のいることでしたし、そのとき私はかなりナーバスになっていたので、ひどく落ち込み、そのままその病院へは行かなくなりました。

もう息子一人を大切に育てていけば、一人っ子でもいいかな、と思えてきていました。

・・しかしそれから2年後、息子が幼稚園に入園したころから、体に異変が生じました。
まず、ひどいめまい。立ちくらみとは違い、夜寝ていると体が沈み込むように感じ、天井がぐるぐる回るのです。
そして、気鬱。どうでもいいような些細なことが気になったり、自分でも自分を持て余すほど、気分が落ち込みます。
あと、母乳分泌。もちろん子供はもう5歳にもなろうとするのですから、授乳なんてしていません。
それなのに、時々胸がキーン、と張り、時にはシャワーのように母乳が出るのです。

そんなある時、私は胸にしこりが出来ているのに気が付きました。
まさか乳がん?と心配になり、息子を産んだ病院の外科外来を受診したのです。

外科でのレントゲン検査の結果、胸自体に異常はありませんでした。
軽い乳腺炎のようなものだったようです。

でも外科の先生は、「今になって母乳がそんなに出続けるのは変だね。これは滅多にないことなんだけど、頭の脳下垂体というところに腫瘍があると、ホルモンのバランスが崩れて母乳が出ることがあるんだよ。念のため、検査してみますか?」と仰いました。

滅多にないこと、念のため、とのお言葉でしたので、私も軽い気持ちでMRI検査を受けることにしたのです。

・・結果は、「クロ」でした。
私の脳には、1センチほどの腫瘍があったのです。
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