三毛犬ジョニーへの伝言

旧「自堕落な蟻」 ブログ名変えました。ジョニーは昔飼っていた可愛いビーグルの名前です。

メロディ4月号

清水玲子「Deep Water<深淵>」最終回。
シリーズ物になるのかな、と思ってたけれど、今回で最終回のよう。


何かね、茅香が哀れでしょうがなかったです。

法律的にはその処分は妥当ですけれども。
茅香はこの時は充分、物事の善悪が判断できる年齢に達しているのですからね。

でも、その人格を形成する大事な子ども時代に、辛い出来事によって茅香の尊厳はズタズタにされてしまった。

子どもには何の権利も、権力もありません。
大人が与えてくれるものがすべてです。

わずか数年の差によって、亜綺と茅香の運命は分かれてしまった。

亜綺には親以外の人間から救いの手が差し伸べられ、茅香は救われなかった。

茅香のしたことは決して許されないし、この結末は仕方のないことなんですけれども。


茅香の精神は未熟で、自分のしたことの善悪がまるで分かっていないのです。

何年懲役を受けても、きっと自分の罪が分からないのではないかと思います。

茅香の再生に必要なのは、罰ではなく、愛情です。

必ずしも親でなくてもいい、恋人でも、友達でも、誰かに必要とされ、大切思われることです。

自分が何をしたのかを知るのは、その時でしょう。

(以前読んだ「アイシテル」というやはり少年犯罪をテーマにした作品の受け売りですが)


何と次号からは、また「秘密」が再開!
気を取り直して、首を長くして待ちます。

Melody (メロディ) 2014年 04月号 [雑誌]Melody (メロディ) 2014年 04月号 [雑誌]
(2014/02/28)
不明

商品詳細を見る





スポンサーサイト
585:

はじめまして
同感です

茅香は「秘密」に出ていた絹子ですね。
どれだけ重い刑罰にしても茅香は自分が悪いなんて
思わないでしょう。
絹子も茅香も彼女たちを救うものが(それは誰なんでしょう)
いない限り
彼女たちは罪を認めません。
わずか数年の差・・・
あの親の許に生まれたことによって、彼女たちの運命は
決まっていました。
亜綺が追い詰められて、茅香の両親を殺してしっまた時、
茅香の事をおざなりにしてしまった!
事件のとき、双方の親の事はわかっていたはず
茅香も保護しなかった手落ちがすべての原因だった
私は思います。

2014.03.31 13:00 ミント #oJbzgH2U URL[EDIT]
586:ミントさま

はじめまして!
ご来訪ありがとうございます。
仰る通り、「秘密」の絹子と重なりますね。
絹子にだって、茅香のように無邪気な子ども時代があったはずなのに・・。
救いの手を差し伸べるべきときに何の手も打たなかった周囲の大人の責任は大きいと思います。
やっぱり茅香は哀れです。

2014.03.31 13:51 明石 #- URL[EDIT]

管理者にだけ表示を許可する