三毛犬ジョニーへの伝言

旧「自堕落な蟻」 ブログ名変えました。ジョニーは昔飼っていた可愛いビーグルの名前です。

泣き過ぎる

先日、BSで放送されていた「大奥~綱吉編」を、洗濯物を畳みながら観ました。

随分原作を変えてしまったんですね。
菅野さんも堺さんも、決して嫌いではないのだけれど、原作の筋書き通りが良かったなあ。

ずっとないがしろにされてきた正室がボロボロ泣きながら感情を爆発させるところ、ただ一人取り残されて亡き子を偲んできたお伝の方に、綱吉が詫びるところがとても好きなシーンだったので。

よしながさんの原作では、登場人物がよく泣きます。

そして結末が若干違うものの、映画版でも桂昌院や柳沢吉保が泣いていました。
泣くという演技は、大根役者には難しいですよね。
西田俊行も吉保役の女優さんも、芝居がとても上手でした。

そこはいいのですけれど。。

最近の映画って、役者さんをよく泣かせるなあ、とも感じました。

有馬稲子さんに同性ながら惚れてしまって、昭和30年代の映画を一時期たくさん観たのですが、昔の映画はそれほど極端に役者を泣かせるものは少ないように思うのです。

静寂であったり、降りしきる雨であったりと、変わりに観客に登場人物の悲しみを伝える映画的表現がなされています。

豪雨の中、役者がずぶ濡れで号泣するような場面をテレビで観たことがありますが(大奥ではありません)、激しく降りしきる雨はそれだけで悲しみを表現しているので、あまりにくど過ぎるのです。

地上波が無理ならBSでもCSでも、小津安二郎の映画を流して欲しいです。
大袈裟な表現は何もなくとも、登場人物の感情の動きが胸に迫ってくるはず。

分かりやすい方に流れて行ってはだめですよ。。

音楽が目立ち過ぎるのも、あまり好きではないです。
こちらは映画とのタイアップとか、大人の事情もあるのでしょうが。








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