三毛犬ジョニーへの伝言

旧「自堕落な蟻」 ブログ名変えました。ジョニーは昔飼っていた可愛いビーグルの名前です。

メロディ10月号

「秘密」連載再開。新章「冬蝉」が始まりました。
宇宙開発研究に長年かかわってきた「偉人」たちの脳が盗まれるという事件が勃発。

そして元JAXAの開発主任、牧野博士の死。
彼の遺体はいつの間にか何者かにすり替えられ、盗まれてしまう。

遺体を盗んだのは、薪さんの恩師、住田教授とその妻。
住田教授は言う。
これは牧野先生の「遺言」なのだと。

(以下引用)
もし私が一週間で死ぬ蝉だったなら ほかの生き物が80年も100年も生きることなど知りたくもない
生まれてこのかた この大学構内の土と木しか知らないまま 今死んでいくのに
世界はこの狭い大学構内が総てだと思っていたのに
その外に広がる 山の高さ 海の深さ 地球の広さ美しさなど知りたくもない
神がもしたわむれに 蝉に真実をしらせたなら
何故 そんな残酷なことをなさるのか
なぜ 何故神は人間に身に余る英知をさずけたのだろう

何故我々は いけもしない何億光年も彼方の宇宙にこんなに憧れるのか
「蝉」なのに
(引用終わり)

人間の一生は短く、いかに優れた英知を持つ人間であっても、できることは限られています。
住田教授は蝉の儚い一生を、広い宇宙に憧れながら、決してそこにたどり着くことのできない自分に例えたのです。

果たして牧野博士他、「偉人」たちの脳を結集すれば、博士たちの望んでいたもの、宇宙の真理は手に入るのか。
それ以前に、住田教授は罪に問われ、薪さんに逮捕されてしまうのか。

つまらない雑事に日々追われている私のような凡人は、宇宙の広さ、広大さを思うと、私の悩みなど取るに足らない、自分など小さな存在だと、むしろ大きな存在に包まれるような安心感を抱くのですが、知識欲旺盛な博士たちは違うのですね。

物事を知りたい、捉えたいという野心。
学者肌の人間なら、住田教授の気持ちが分かるのではないでしょうか。

薪さんは、どう決断する・・・?

次号が楽しみです。











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645:承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

2017.09.25 05:42 # [EDIT]
647:Re: 次号が楽しみですね!

ゴエさん
お返事が遅くなってごめんなさい(>_<)

ゴエさんのご高察こそ、素晴らしいです。
私なぞただあらすじを書いてるだけで(;´・ω・)

特に
> 蝉には蝉の、人には人の一生があるワケで…
> 両者を同じ土俵で考えてはいけないような気もします
> ただ、現時点では この地球にはびこる生物の頂点に位置する者としての責任は果たすべきなのでは?
> 責任というより これ以上悪化させない義務が近い
> 宇宙の塵から産まれたような我々が1つの惑星を滅ぼして良いはずが ありませんから

このご意見は何度も頷きながら読み返しました。
ゴエさん素晴らしい。
全くその通りですね。

2017.11.10 14:46 明石 #- URL[EDIT]

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