三毛犬ジョニーへの伝言

旧「自堕落な蟻」 ブログ名変えました。ジョニーは昔飼っていた可愛いビーグルの名前です。

文芸とポルノの間。。

先日、「ブック○フ」で、100円で投売りされていた古本を買いました。

買ったのは、渡辺淳一の「シャトウ・ルージュ」。
ハードカバーなのに、100円とは。

さもありなん。つまらないポルノ小説でした。

高飛車な妻月子を、主人公が人を雇ってフランスの古城に監禁させ、性的な「調教」をする、というお話で・・、何と「文芸春秋」に連載されていたそうです。

かなりハードな描写が随所に散りばめられていて、この本をレジに持っていった中年女(私)を、レジ係の人は何と思っただろう、と後で恥ずかしくなったほどです(赤面)。

「週刊新潮」に連載されている渡辺氏のエッセイは毎週読んでいるので、渡辺さんの「恋愛至上主義」は知っていました。ですが、この本は「行為至上仕儀(?)」です。

感情あっての「行為」で、早い話が、「すりゃあいいってもんじゃないでしょ!」と、生活に疲れたパワレスなおばさんは思ってしまいます。ついていけません。。

大体、おフランスの古城で豪華な生活をし、美味な食事をして暮らす、「調教師」達は、一体どうやって生計を立てているの?
(月子いわく)人間的な生活、と言われても、全くぴんときませんよ。


渡辺淳一作の「文芸春秋」連載作品、「シャトウ・ルージュ」は、おじさんが堂々と読めるポルノとみました。

ですがあまり売れなかったのは、不倫という身近な(?)テーマの「失楽園」と違って、善良なおじさんには内容が突飛かつ過激すぎたのかも。。

とはいえ、「ブック○フ」の100円投げ入りコーナーって、侮れないんですよね。

流通重視の、あまり本を読まない人たちが経営してますから(失礼)、たまに高価な全集とか、希少価値な本が投げ売りされているんです。

老舗の古書店主から見ると、「宝の宝庫」なのだそうで。
シャトウルージュ シャトウルージュ
渡辺 淳一 (2001/10)
文芸春秋

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