三毛犬ジョニーへの伝言

旧「自堕落な蟻」 ブログ名変えました。ジョニーは昔飼っていた可愛いビーグルの名前です。

メロディ12月号

「秘密season0 増殖」第3回。
上映館リストを見ただけで、タジクが最初につきとめた「映画館の秘密」。
先月号終盤に青木もついに糸口を見つけたようでしたが・・。

コロンブスの卵、でしたよ(°_°)
私も相当頭が固いんだな~。
そうですよね、今や映画館も多種多様。
私は3Ⅾですら酔ってしまうほど軟弱なのでいつも普通の2Ⅾ映画を選んでいますが、シネコンに行くと4DXとかIMAXとかありますもんね。
もはやおばさんにはそれが何を意味しているのか、どこに違いがあるのかよくわからなかったんですが(ノ_<)

コロンブスの卵的発想でトリックにたどり着いた青木。
薪さんは犯人をおびき寄せるために「みえないともだち」の上映を決行。
ミストの粒子を荒くして水滴状にし、犯行を封じた青木。
実行犯をとらえるも、ラスボスの教祖が復讐に燃える山城の頭部を銃で狙う。

山城は殺されてしまうのか。それとも逆に、死んだ友達の復讐を果たすのか。

青木「自分が殺されても人殺しにはなるな」

山城「罪を憎んで人を憎まず、っていうけど、あれムリだから。
    死んだ人の無念さを思うと 申し訳なくて申し訳なくて もう本当 ムリだから」

山城はどうなるのか、先が気になります。



雲さん コメントありがとうございます。

コメントをいただいた「さよなら渓谷」の記事のほうにお返事をしようとしたのですが、NGワードでもあるのか、「不正な投稿」だと弾かれてしまいます。。
なのでこちらにお返事させていただきました。

雲さん はじめまして!
コメントありがとうございます。拙ブログの記事に目を留めて下さり、とても光栄です。
また記事に共感してくださり、とても嬉しいです。
実はこの作品だけは、書店で文庫を見かけるだけでもぞわっとするぐらい、苦手なんです。。

「怒り」の映画をご覧になったのですね。俳優陣がとても豪華で、皆熱演されているそうですが、話題になっているやっぱり広瀬すずさんのシーンがネックになり、未だ観られずにいます。
さよならの真木さんも広瀬さんも、こんな辛い演技に体当たりされていて、女優というお仕事に敬意を払います。
でもこのシーンに関する記事やレビューを読むと、本来娯楽であるはずの映画で、こんな惨いシーンを視聴者に見せつける意味は何だろうと考えてしまいます。
もしかしたら観る者の心の中にも、映画の落書きの主のように強姦シーンを楽しんでいる向きがあるのではないかとすら思います(特に男性には)。
レイプ被害を扱った「声なき叫び」というカナダ映画では、被害者女性ではなく、被害者の目から見た加害者男の姿が映されます。
被害者の辛さを訴えるなら、下着を剥ぎ取られる少女の姿ではなく、「声なき叫び」のように少女から見た男の野蛮な姿のみを映せばいいのにと思います。
私も原作小説は未読です。いつか気力のある時に、一応は目を通してみようと思っています[絵文字:v-356]

メロディ10月号

「秘密season0 増殖」の第二回目。
今月は薪さん体調不良で発熱。怒りまくり怒鳴りまくり。
なかなかのパワハラ上司です^^

青木は自らの不甲斐なさに涙を見せ、タジクはとてもしたたかで青木に対して少々意地悪。

波多野という新人が、今月は存在感を見せてます。
波多野が警視総監に応対していると岡部さんが報告すると、薪さんは
「波多野は受付嬢じゃない。下らん仕事をさせるな!」と岡部さんを叱責。
とはいえ、相手は警視総監。お茶出しするだけならいざ知らず、応対できるのは立派だと思うのですが^^

この後の波多野の分析は本当に見事で、薪さんの期待に立派に応えていましたね。

番外編のポカミスコンビ(波多野・山城)の片割れ、山城はなにやら不穏な行動を。。

死んだはずの新興宗教教祖が「見えないともだち」に映り込んでいることが今月号で分かりましたが、それがどうして連続死に結びつくのか。。

タジクは「みえないともだち」の全国上映館リストをみただけで、「わかった」といいます。
どうやって??タジクは超人か??
そして、青木も最後に何かをつかんだようです。
青木、頑張れ。
正直予想もつきません。
続きが楽しみ。

今月号には、大友監督と清水先生のインタビューも掲載されています。
これも読みごたえがありました。

映画「秘密」

前に漫画の実写化で、面白いと思ったものはほとんどない、「秘密」も正直不安と書きました。
清水先生は大友監督を褒めていらっしゃるけれど、ネットで上がってくるレビューは、酷評の山また山!
やっぱりこれは失敗作だったのかと思っていました。

そして、ヤフーレビューでは公開前にすでに、最低の1評価がレビューを書くことなく大量につけられていました。
6月に行われた試写会を観た方たちなのでしょうか。たとえ映画に失望したとしてもレビューなしの最低評価とは。
後に「原作ファンが激怒している」という記事をネットで見ました。
でも、私の知る限り原作ファンはどのような感想にせよ、映画をしっかり観て評価しているようなので、無言大量レビューを投稿したのはどんな人たちなんだろう、「秘密」にもアンチというものがいるのだろうか、と首をかしげました。


それはさておき、酷評レビューを先に読んだせいで、少々身構えながら観に行った「秘密」でしたが、私は想像していたよりもずっと楽しめました。
「秘密」の実写化と思わず、登場人物の名前と「死者の脳を見る」という設定以外まるで別の話と思えば、決してつまらなくはなかったです。

清水先生がおっしゃってた通り、MRIの映像は見ごたえありました。
大友監督の作品を今まで恥ずかしながら観たことがないのですが、映像や美術に凝るタイプとお見受けしました。
レトロな外観の第9、露口家の内装、絹子の衣装も凝っていて、視覚的に楽しい。

ただ、貝沼事件と絹子事件を結び付けている上、独自のキャラクターやエピソードを足しているので、やはり多少わかりにくい面もありました。
長いフィルムをやっと2時間半に編集したそうなのですが、後半は場面の切り替わりが唐突だったりと「ぶつ切り感」も。

原作は貝沼は見た目小汚いふつーのおじさんで、それが実はとんでもない異常性を秘めているところに怖さがあるのですが、映画では明らかに「怪しい人」。視覚に訴える映画では、そのほうがいいと思われたのでしょうか。。
絹子は最初からサイコパスという設定。この絹子を演じた女優さんが、なかなかいい意味で「生臭い」。
原作の透き通った感じの美少女絹子とは、まるで正反対の印象でした。
そして絹子の父親を演じた椎名桔平さんが、ほとんどセリフがないにもかかわらず、素晴らしかった。
絹子と危ない一線を越えるシーンでの、絶妙な表情の変化は本当に見事でした。

おおむね私はこの映画を楽しめたのですけど、これだけは残念と思ったのが、犬の脳の映像。
物語の救いとなる犬の視点の映像は、原作通りに「いつも平井少年だけを見ていた」ものにしてほしかったです。

映画での映像は、みんなが犬に笑いかけ、やさしさに溢れた美しい光景になっています。
これはこれでいいのですが、ここに描かれているのは、犬に対する人の優しさです。
私は犬のほうが人よりも、ずっと純粋で愛情に溢れていると思うのです。
犬には飼い主が全てです。
盲目に生まれ、不幸な事故で亡くなった平井少年が、犬の目にはいつも優しく笑っている。
ZIPの優しさは、この怖い物語の救いなんです。
映画と原作は別物なのは、重々承知なのですが、ここは「秘密」で最も私が涙を絞られたシーンで思い入れがあったので、原作通りが良かったなあ、と。

文句をつけてしまいましたが、目を覆うような残酷なシーンもあるけれど、視覚的に楽しくて私は楽しめました。
生田さん岡田さん、松坂さん栗山さんらも、役にはまっていました。
正直分からないところもあったので、DVDが出たら買います。

原作を知らずに映画を観た方たちが、これで清水作品に興味を持って下さることを、切に願っています。












ダ・ヴィンチ8月号

ゴエ様に情報をいただきまして、買いました。ダヴィンチ8月号。
「清水玲子の進化論」と題して、清水先生のデビューからの軌跡を辿っています。

清水先生のロングインタビューも読み応えあり。
安孫子美和先生も、2ページの漫画で清水先生の思い出を語られています。
昔から仲が良いですね。新人時代、お二人で熊本と宮城を繋ぐ文通をなさっていたと。
そのお手紙やイラスト、今にすればファン垂涎ものですね。。

映画で主役を演じられる生田斗真さんのインタビュー記事もあり。
(以下引用)
青木と鈴木の愛情。誰かを守りたい、人を愛したいという気持ち、彼のそういう優しさが、僕は一番好きです。
「秘密」は先端的脳科学と人間の脳の恐ろしさの向こうに、美しい世界が確かにあるということを伝えようとしていると思います。

映画観ました。感想は後で書きますが、生田さんの薪さん良かったですよ。

そして、この特集の白眉は、元ララ編集部の高木靖文さんのインタビュー記事。
(「秘密」の名キャラクター、岡部靖文の名はこの方から取られているそうです。)

80年代の「Lala」は、すごく面白かった。毎月の発売日が楽しみでした。
「日出処の天子」「エイリアン通り」「綿の国星」「摩利と新吾」・・・、高木さんのおっしゃるには、当時のララ編集部には、面白ければ何をやってもいいという雰囲気があったといいます。
それは同社の「花とゆめ」でも同じでしたね。
「ガラスの仮面」「スケバン刑事」「ピグマリオ」「はみだしっこ」「ブルー・ソネット」・・。
少女漫画とは思えないほど、ハードボイルドな作品があったり、奇天烈な作品があったり。
作家にも勢いがありました。

85年、角川が「月刊ASUKA」を創刊し、ララからベテラン作家がごっそり抜けた事件がありました。
一読者に過ぎない私にもただごとではないことは感じられました。
高木さんは「ぼくはまだペーペーだったのでよくわからなかったのですが、当時の編集部は大騒ぎしていたと思います。」と。
「ダヴィンチ」は角川の雑誌なのに、高木さん、ここのところをよくぞ語ってくれました。

抜けた作家の穴埋めとしての、連載人の再構築。
そして、若手作家発掘のための「Lalaシンデレラ賞」で清水玲子の「天女来襲」が受賞。
これは若手作家の作品を毎月一作ずつ掲載し、読者投票で受賞作を決めるものでした。
当時高校生だった私も、「天女来襲」に投票しましたよ^^

97年に高木さんは「メロディ」を創刊。
「ぼくは80年代のLalaが大好きだったんですよ。でも歳を重ね、時間を経ていくと、世の中の売れ筋だったり、売れ線に引っ張られていくこともあります。それを否定はしないけど、97年にメロディを作ろうってなったときに、真っ先にに思ったのが、80年代のLalaだったら作れるな、ってこと。これをできる会社はほかにないだろう、と。
創刊号の表紙は清水さんにお願いしました。清水さんを表紙に持ってきたことで、すべてが変わったのだと思います。」

忘れられない思い出、として、「輝夜姫」を始めたころ、清水さんと奄美大島に取材に行った時のことも語られています。

昔好きだった曲を聴くと、当時の思い出が蘇るように、高木さんの記事に昔を思い出して、少し切ない気分になりました。。